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いつまでも「我が家」で

【介護ベッド】

みなさん、こんにちは!

くらすむーぶ住環境アドバイザーの、みやたかみちよです。

高齢者の方とそのご家族の「これからの暮らし方」を考える、お片付けのプロです。


今回は、以前からお付き合いのある介護事業所のケアマネジャー様からご紹介いただきました。

ご自宅に「親の為の介護ベッドを設置したいので、そのスペースを作る為に片付けをして欲しい」という、息子さんからのご依頼です。


最近、こういった福祉用具、特に「介護ベッド」設置の為の片付けのご依頼が本当に増えています。


介護ベッド設置の決まったルールはありませんが、やはり適切な介護環境を考慮して設置する必要があります。


介護ベッドを設置する為には、概ね「幅1m×長さ2m」程のスペースが必要です。

普通のシングルベッドの大きさとさほど変わりません。

ただし、そのベッドの周囲を介護する人が行き来しやすいよう、余分なスペースも必要になります。


また、標準的なベッドでも総重量が100㎏程になります。

そこへご本人が横になると、プラス体重分の負荷が「床」にかかることになります。

築年数の多いお宅なら、床の強度も考慮しなければなりませんね・・


まずはハード面を考慮した上で、ソフト面も重視しなければなりません。


・日々どんな過ごし方をされるのか?

・どこが一番落ち着く?

・孤独や孤立を防ぐことを優先する?

・トイレが近い方が安心?

・体に麻痺がある場合はベッドの向きは?

・車いすを利用している場合のベッドの向きは?

・介護をする側の人にとって負担は大きくない?


そして、介護ベッドを設置する際に家の中が片付いていないと、福祉用具業者とトラブルになる可能性もあります。


福祉用具の業者はあくまでも「介護ベッドの搬入・設置」が業務で、それに伴う家具の移動や片付けなどは料金に入っていません。

ちょっとした物なら好意で手伝って貰えることもあると思いますが、基本的にはご家族や周囲の方々が準備をしておく必要があります。


という事で、今回はその事前準備に伺ったという訳です。




以前から様々な所で開催しているセミナーや講座を通して、お伝えしていることがあります。


日本は将来、高齢者の方々が増える一方で、かたや「少子高齢化」に伴い高齢者を支援する労働者人口は減る一方です。


という事は、介護施設も減少し、入居したとしても満足のいくサービスを受けて生活出来る余生が待っているとは限りません。 ​要するに「在宅介護・在宅医療」が一般的になる時代が来ることが予想されます。


やはり「いつまでも自分の家で暮らす」ための片付けも、「これからの暮らし方」を考える上で大変重要なことの一つだと思います。

みやたかみちよ「片付けのススメ」 ☆株式会社くらすむーぶ☆ https://www.kurasumove.com/ #高齢者 #引越 #施設入退居 #片付け #ヘルパーのいる引越屋さん #シルバー住むーぶ #一般社団法人住むーぶ全国協議会 #NPO法人ハウスキーピング協会 #整理収納アドバイザー1級 #整理収納アドバイザー2級認定講座 #介護環境整理アドバイザー #クリンネスト1級 #防災備蓄収納2級プランナー #遺品整理 #遺品整理士 #超高齢社会 #多死社会 #ひとり暮らし #健康寿命 #自立支援 #生活支援 #健康寿命をのばすお片付け #在宅医療 #在宅介護 #家事支援事業 #福祉用具

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