【荷ほどき】
みなさん、こんにちは!
くらすむーぶ住環境アドバイザーの、みやたかみちよです。
高齢者の方やそのご家族のための、お片付けのプロです。
地元のケアマネージャーさんから「チラシを見ました」と電話をいただいたのですが、
今回は、最近よくあるご依頼で「お引越し後の荷ほどき」に伺ってきました。
「高齢のご夫婦が市営住宅に引っ越されたのですが、引っ越しの後に疲れが出てしまって、荷物の片付けが出来ない状態です」とのことでした。
見積りに伺うと・・やっぱり!!
2LDKのうちのひと部屋が、部屋の入口から奥まで、床から天井までびっしりダンボールで埋め尽くされており、部屋に入ることも出来ない状態でした💦
ご主人は介護が必要な状態で、別の部屋の介護ベッドで寝起きされています。
ということは・・
奥様はダンボールでいっぱいの部屋を使うことが出来ずに、リビングに布団を敷いて寝起きされていました。
「腰が痛くて・・」
そりゃ、そうでしょう!(怒)

一般の引越業者にお引越しをお願いすると、もちろん基本サービスに荷造り・荷ほどきはついていません。
だから安価なのです。
業者を選ぶ際、ニーズに合ったオプションが付いているか、弊社のような「高齢者対応」のサービスを行っているか、などをチェックする必要はありますが、それにしても、部屋に入れない程の状態にダンボールを置いていってしまうなんて・・
あまりの想像力のない作業に少し怒りを覚えてしまいました。
ただ、部屋を占領してしまう程の「荷物の量」にも原因はあります。
今後はその部屋にベッドを設置出来るよう「次回は荷ほどきをしながら、荷物を減らすことも考えましょうね」とお伝えしました。
高齢者の方が引越をされる場合、荷造りの際に、転居先の部屋の収納力の約半分くらいに荷物を減らす必要があります。
なぜなら、そもそも「お引越し」自体かなりの体力を消耗しますし、それで体調を崩される方もおられます。
しかも、その後はモノの管理能力や体力が少しずつ減っていくことを考えると、自分で把握出来る程度に荷物を減らすことは、新生活を始めるにあたりとても大切なことですね。
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