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介護環境を整える

【難病の在宅介護】2022.8.22


みなさん、こんにちは!

くらすむーぶ住環境アドバイザーの、みやたかみちよです。

高齢者の方とそのご家族の「これからの暮らし方」を考える、お片付けのプロです。


今回は、まさしく「住環境を整える」ご依頼でした。


ご依頼主:娘様(40代)

対象者様:お父様(70代後半)


約5年前、お父様が難病指定のALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症されました。


※ALS(筋萎縮性側索硬化症)

 手足・のど・舌の筋肉や呼吸に必要な筋肉がだんだんやせて力がなくなっていく病気。

 筋肉そのものの病気ではなく、運動をつかさどる神経だけが障害を受ける結果、脳から

 「手足を動かせ」という命令が伝わらなくなることにより、力が弱くなり、筋肉がやせ

 ていく。その一方で、体の感覚・意識・視力・聴力・内臓機能などはすべて保たれるこ

 とが特徴。


通常、発症してから5年というと余命を宣告されるかどうかの時期ですが、主治医から「奇跡的」と言われるほど緩やかな進行速度との事で、今回は、「少し呼吸器系に不安が出て来たので、介護ベッドの位置を見直したい」とのご依頼でした。


元々は、4畳半程の居間の壁にベッドをひっつけた状態。



娘さんから、緩やかとは言え少しずつ進行していることは確かなので、将来のことを考えてヘルパーさんと相談した結果「介護ベッドの四方を人が通れるように、部屋の中央にベッドを移動させる」との事でした。


また、トイレへの動線に洋服タンスが設置されていたのですが、居間を広くする為に居間にある家具を移動させ、動線の洋服タンスは処分することになりました。


少しでも費用を抑える為、家具やその他粗大ごみの処分は大阪市の行政サービス「ふれあい収集」を利用されましたが、家の中から玄関先へ処分品を搬出する作業は弊社で行いました。


※ふれあい収集(大阪市)

 大阪市では、環境事業センターの職員が玄関先などでゴミを収集する「ふれあい収集」を

 無料で実施しています。

 対象となる方は、1人暮らしの高齢者(65歳以上)、高齢者のみの世帯、要支援または要

 介護認定を受けている方、障がい者手帳をお持ちの方などです。



少しでもお父様が安心出来るように、介護をしてくれるヘルパーさん達が少しでも動きやすいように、使う物の住所を決め元の場所に戻してもらうように、工夫されたお部屋になりました。


お父様の住環境改善に頭を悩ましていた娘様にとっても、安心できるお部屋になり大変喜んでいただきました。


今後、どんな将来が待っているのか、私達には計り知れない程の不安を抱えているはずなのに、お父様も娘様も明るい笑顔で送っていただきました。


どうか、お父様にとっても娘様にとっても、少しでも長く穏やかな時間が続きますように・・心から願っております。

ご利用いただきありがとうございました。


☆みやたかみちよ公式サイト☆ https://www.kurasumove-life.com/


☆株式会社くらすむーぶ☆ https://www.kurasumove.com/



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