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施設から施設へ

【介護度が上がるにつれて】2022.12.1

みなさん、こんにちは! くらすむーぶ住環境アドバイザーの、みやたかみちよです。 高齢者の方とそのご家族の「これからの暮らし方」を考える、お片付けのプロです。


ありがたいことに現場出動が続いており、なかなか更新できない今日この頃です💦


今回は「ご利用者様に定期的な医療が必要になったので、現在住んでいるケアハウス(一般(自立)型)から別の施設へ引越をしたい」というご依頼でした。

90歳をこえる元気な高齢女性でしたが、腰を圧迫骨折されて、身の回りの事が自分で出来なくなった・・との事でした( ;∀;)



<ケアハウス>

ケアハウスとは、家庭での生活が難しくなった60歳以上の高齢者が、低料金で食事や洗濯などの介護サービスを受けられる施設です。軽費老人ホームの一種であり、「軽費老人ホームC型」とも呼ばれています。

「一般(自立)型」と「介護型」の2種類があります。身体機能の低下等が認められる方、高齢のため独立して生活するには不安が認められる方(介護認定がなくても)が入所されています。


●一般(自立)型ケアハウス

一般(自立)型ケアハウスは、家族による援助を受けることが難しく、自立した生活に不安のある60歳以上(夫婦の場合、どちらか一方が60歳以上)の方が利用できる施設です。受けられるサービスは、食事、掃除・洗濯等の生活支援、緊急時の対応などです。介護サービスを利用する場合は、外部事業者との契約となります。


●介護型ケアハウス

介護型ケアハウスは、65歳以上で要介護度1以上の高齢者を対象としています。食事・生活援助サービスだけでなく、特定施設入居者生活介護サービス(入浴、排泄、機能訓練、療養上のお世話等)を行うことができる施設です。認知症や看取りの対応をしているところもあり、介護度が上がっても退去する必要はなく、長く住み続けられます。


この女性は一般(自立)型ケアハウスにお住まいでしたが、骨折によって定期的な治療やリハビリが必要になった事で、施設を変わられることになりました。


女性のお一人暮らしだったので「荷造りは女性スタッフ希望」との事で、もちろん荷造りのお手伝いも、当日のお引越しも担当させていただきました。


女性の寿命が男性より長いこともあり、日本では「高齢女性の独居」の増加が顕著であり、ある記事には「日本は将来、おばあちゃん大国になる」とまで書いてあります。

当然、様々なサービスを提供するにあたり安心を求めて「女性希望」というニーズは増える一方でしょうね・・

ますます頑張りたいところです!!


90歳をこえられても認知症の症状は全くなく、荷物も必要最低限にされているお部屋の様子に最初は驚きましたが・・


「私は体がこんなになって、色んなことを人に助けてもらわなあかんようになったけど、幸い頭は大丈夫みたいやから・・「判断」はしっかりして人に迷惑かけんようにしようと思ってるんよ。だから、これから使わない物はもう持って帰ってや・・」


ご自分の年齢と将来と状態と・・きちんと見据えたお言葉に、ぐっと来るものがありました。


ちなみに、資産管理や今回のお引越しの見積り、契約は代理人である保佐人(成年後見制度のうちの法定後見制度:保佐類型)の方が代理でされました。


どうか、もう少し体に痛みがやわらぎ、穏やかにお過ごしいただくことを祈るばかりです。

ご利用いただきありがとうございました。



☆みやたかみちよ公式サイト☆ https://www.kurasumove-life.com


☆株式会社くらすむーぶ☆

https://www.kurasumove.com/


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