【介護環境整理】2022.11.4
みなさん、こんにちは! くらすむーぶ住環境アドバイザーの、みやたかみちよです。 高齢者の方とそのご家族の「これからの暮らし方」を考える、お片付けのプロです。
今回のご依頼は、医療機関の地域連携室におられる「医療ソーシャルワーカー」の方から、患者さんのご自宅の状態が悪く、退院後の生活に介護計画が介入出来るようにするには、まず「自宅の状態を改善して欲しい」とのご依頼でした。
Before↓↓
医療ソーシャルワーカー
<医療ソーシャルワーカーとは>
患者が抱える問題を解決するためにさまざまな支援をする、医療機関に在籍するソーシャルワーカーのことです。
患者やそのご家族が抱えている問題の相談業務に加え、関係機関との調整や連携などを行い、自立した生活や社会復帰を促すことを主な業務としています。
ソーシャルワークを行う際に重要なことは、相談者(患者、ご家族)との信頼関係を築きながら、問題を把握し整理・検討していくことです。
見積りにうかがった際、退院後に担当されるケアマネジャー、理学療法士など、その利用者の方の介護計画に携わる方も同席され、さながら「担当者会議」といった状況でした。
そんな中、ご本人とはオンラインで対面し、画面を通して作業の内容をお伝えして、なるべくご本人の意思を尊重できるよう配慮されました。
高齢者の方のご自宅の見積りも「画面を通して」行う・・この数年ですっかり時代が進んだ印象ですw
作業の中心は以下の項目となりました。
①退院後は部屋に介護ベッドを設置されるのでそのスペースの確保
②ケアマネさんやヘルパーさんが介入しやすい状態に衛生状態を改善する
(具体的には使える台所にする)
After↓↓
介護環境整理
<介護環境整理とは>
高齢者の方や片付けができない理由のある方が、自宅や居住スペースで長く安全に過ごせる環境を整えることを「介護環境整理」といいます。
超高齢社会が確実に進んでいる現在、介護は多くの人が直面する大きな課題となっています。近年は1人暮らしの高齢者が増えていることから、なかなか1人では部屋の掃除や片付けができない方も多いようです。また高齢者向け施設の不足を考えると、在宅介護もますます増加することでしょう。
住環境というのはとても大事で、部屋の掃除や片付けをしないと衛生的に良くなく、物が散乱している部屋で過ごすのは身体はもちろんのこと、精神面でも悪影響を及ぼします。
作業後、医療ソーシャルワーカーの方にお立ち合いいただいたのですが、あまりの変わりように「うわー♪♪」と大変喜んでいただけました。
きれいになったご自宅で穏やかに、お過ごしいただけることを願っています。
ご利用いただきありがとうございました。
☆みやたかみちよ公式サイト☆ https://www.kurasumove-life.com
#介護 #引越 #ヘルパーのいる引越屋さん #シルバー住むーぶ #一般社団法人住むーぶ全国協議会 #片付け #NPO法人ハウスキーピング協会 #整理収納アドバイザー1級 #介護環境整理アドバイザー #クリンネスト1級 #防災備蓄収納2級プランナー #遺品整理 #遺品整理士 #超高齢社会 #多死社会 #ひとり暮らし #健康寿命 #健康寿命をのばすお片付け #在宅医療 #在宅介護 #介護予防 #地域包括支援センター #居宅介護事業所 #家事支援事業 #福祉用具 #お掃除 #ケアマネジャー #ヘルパー #高齢者の住環境を考える